ENGDYN - コンロッド解析
ENGDYN のシミュレーション機能には、単純化された剛体表現から完全に 3D 準拠のモデルまたは動的モデルに至るまで、さまざまなコンロッド モデルが組み込まれています。デフォルトでは、ENGDYN は主動作を想定してクランク ピンとシリンダーに単純に荷重を適用します。クランクシャフトとの動的相互作用を考慮し、動的荷重によるベアリングの動作を解析するために、ENGDYN を拡張して各シリンダーのコンロッドの動的モデルを含めることができます。シリンダー ブロックのスタディと同様、3D モデルを組み込むために必要なツールはすべて ENGDYN 環境に含まれています。さらに、有限要素解析 (FEA) インターフェイス ツールを使用すると、ENGDYN の結果をさらなる構造解析の境界条件として簡単に適用できます。
コンロッドの特定の用途
- コネクティングロッドとクランクシャフト間の動的相互作用
- EHL解析を含むビッグエンドおよびスモールエンドのベアリング解析
- 軸受の歪み解析
- コンロッドの耐久性
主な特徴
- 準静的および動的解析
- 剛性モデル、準拠モデル、動的モデル、対称ロッドのハーフ モデルなどのモデル タイプの階層
- マトリックス削減のための統合 FEA インターフェイス